キャバクラのボーイをこれからやりたいと思ってる人ってかなり多いと思っています。
実際、自分がお店で働いていた時も、募集をすれば結構人が面接に来たりしていたので、この仕事自体はそれなりに人気があるものだなと思っていました。
可愛い女の子たちと一緒に仕事が出来る、というメリットに目を光らせている人も多いけれど、大抵の場合は仕事の大変さに負けて、辞めていってしまうのですよね。
それに、ボーイの仕事が結構危険だと思って勘違いしている人も多いみたいだけれど、その点に関しては皆さんが思っているよりも現場はマイルドな印象です。
もちろん、お酒を出しているようなお店で働くわけですし、儲かる以上は経営者が完全ブラックで面倒くさいこともあります。
でも、それはボーイの仕事に限った話ではないので、一概にこの仕事が危険という話も繋がらないでしょう。
そこで、じゃあ実際にはどうなの?という所を、少しまとめてみたいと思います。
危険度★:ボーイに対してキャバクラ嬢の態度がひどい場合がある
まず、ボーイの仕事の危険性に触れる上で一番最初にお話をしておくべきだなと感じるのは、この仕事が「女性メインの仕事である」と言うことです。
簡単に言ってしまえば、キャストさんのボーイへの対応・あたりが極端にキツいことがあるということですね。
これはよく言われることですが、実際にはどうなのか聞かれると「ある」というのが事実です。
自分が働いていたお店でも、優しい子とキツい子とに分かれましたね。
そもそも、基本的にはお店の業態として主役なのはキャストである女の子たちである以上、雑用や裏方がメインであるボーイの方がどうしても立場は下になってしまいます。
芸能界などでもアシスタントの人の方が立場が下になるように、キャバクラでもボーイの方が立場が下になってしまうのは仕方がないわけですね。
また、女性が主役になる職場で働くということは、“女性の怖さに触れてしまう”ということは理解しておいた方がいいかもしれませんね。
多くの男性は「女性は可愛い、綺麗、素敵」という感じで、どこか幻想的な生き物に見えてしまっている人もいますが、実際に女性上位の職場で働くと“かなり怖い目にあう”ことはあります。
これは、何もキャバクラだけの話しではないので、勘違いしないようにしておきたい所です。
危険度★★:悪質なお客さんがキャバクラに来店する場合がある
お客様にお酒を出すサービス業なので、仕事柄どうしても悪質なお客さんが来店され、絡まれてしまうこともあります。
また、キャストさんと揉めてしまうこともあるでしょう。
お酒の飲み過ぎで泥酔してしまい、暴力的になってしまうお客さん、チンピラ・やくざといった方もやはり来店されます。
これは、噂ではなく、やはり事実です。
しかし、これに関しても“キャバクラだから”起きるような話ではありません。
サービス業等で勤めていると、少なからず遭遇する確率はあると思います。
危険度★★★:ブラックなキャバクラで勤務してしまった場合が一番ヤバイ
危険と言えば、ブラックなキャバクラで働いてしまった場合は相当ヤバイと思います。
経営者が一般の人ではない場合に、ブラックな経営になることが多いようですね。
ブラック店の特徴としては、お店のHPがない、女の子やボーイの回転が早い、お店の雰囲気が明らかに悪い、お客さんに高額な請求を行う、給与の支払いが滞る、あるいは意図的に減らされるなどの特徴があります。
それに、なかなかお店が辞められない(他のボーイを紹介しないと辞めさせてもらえない)、給与が聞いていた額と全く違う、反社会的な人がお店に集まりやすい等の危険性があります。
ボーイの仕事をする時は、事前にしっかりと下調べをして、避けられるようにしておいた方が絶対に良いです。
キャバクラのボーイだからと言って危険なことが頻繁にあるわけではない
ここまで、実際にキャバクラのボーイが遭遇する危険性について色々とお話をしてみましたが、どうでしたか。
冷静に考えてみたら、他の仕事についていても同じような危険性、あるいは違う危険性が結構あるので、自分の体験としては「キャバクラのボーイ自体がそれほど危ない仕事ではない」と思っています。
運転する仕事なら自己の可能性がありますし、営業系でもブラックな企業で絡まれる可能性もあります。
どこにいても、リスクはあるので、何もキャバクラのボーイが特別危険なわけではない、ということは知っておいて頂きたい所ですね。
また、ブラックなお店が一番危ないとお話をしましたが、このようなお店を避けられるかどうかは、自分次第といった感じなので、入念に下調べをして、できるだけホワイトな経営をしているところを厳選するのが、個人的にはお勧めです。